弘道館訓導・助教などを勤めた石河明善の日記を翻刻した資料集です。
日記には、嘉永5年(1852)5月から慶応2年(1866)11月までの「大ハ天下の形勢、藩内政治の模様より、小ハ日々の晴雨、相互の往来、吉凶の慶弔にいたるまで巨細漏さす」記されており、幕末の水戸藩の動きはもとより、日々の水戸藩士の暮らし向きや当時の社会・経済・文化情勢が詳細に記されている貴重な文献史料です。
『石河明善日記 第二巻』は、「石河明善日記」全30冊の内、嘉永7年(1854)正月から安政3年(1856)12月までの時期にあたる第6冊から第10冊までが収録されています。
【目次】
「『石河明善日記 第二巻』の概要」 久信田喜一
石河明善日記 第六冊
石河明善日記 第七冊
石河明善日記 第八冊
石河明善日記 第九冊
石河明善日記 第十冊
【価格】
2000円(税込、送料別)
【発行年】
2020年
【その他】
A5判 278ページ