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当館について

ごあいさつ

水戸市立博物館は、自然、歴史、民俗、美術の4つの分野を扱う総合博物館です。昭和55年7月の開館から現在に至るまで、水戸に関する資料を収集、保管し、調査研究、公開に勉めてまいりました。本年は水戸市政施行130年という節目の年にあたり、市民の皆様に郷土水戸を愛する心を育んでもらえるよう、博物館活動に一層力を入れて参りたいと思います。

今年は、美術分野及び自然分野に関わる2本の特別展を予定しております。秋には、水戸出身で大正時代に活躍した漫画家・山田みのるをテーマに、その愉快・軽妙な作品を通して、大正期の漫画文化を紹介します。冬の展覧会では、これまでなかなか取り上げる機会のなかったジオに焦点を当て、水戸を含めた茨城県北・県央地域の大地の成り立ちに迫っていきます。
その他、江戸時代の子どもと学校を取り上げた「夏休み子どもミュージアム」、自然観察会やかえっこなどの各種イベントも多数企画しています。

来年は水戸市立博物館開館40周年という新たな節目を迎えます。これからも、地域に愛され、市民の皆様の生活に寄り添う博物館となっていけるよう、職員一同邁進していきたいと思います。

平成31年4月1日

水戸市立博物館 館長 関口慶久

 

各部門の紹介

水戸市立博物館には、美術・自然・歴史・民俗の4つの部門があり、担当の学芸員がいます。常設展で各部門の収蔵資料を公開しています。

【歴史部門】 主に近世から近現代の水戸の歴史を物語る歴史資料の収集・調査、研究を行っています。特に、水戸藩関係史料の収集、水戸空襲の記録に力を入れ、毎年テーマを設けて展示を行い、資料を紹介していきます。
[主な収蔵資料] 近世から近代の水戸の城下絵図、水戸市街地図、水戸藩幕末史関係資料、明治以後の教育史・交通史等の資料、水戸に関わる絵葉書、水戸空襲関係の資料

【民俗部門】 水戸の街や人々に暮らしの移り変わりがわかる資料を収集・展示しています。特に、昭和時代に使われた生活道具が充実しており、常設展や展覧会で紹介しています。また、学校との連携事業に力を入れ、小学3年生向きに昔のくらしの体験講座を行っています。
[主な収蔵資料] 行灯やランプ等の生活道具類、火鉢や湯たんぽ等の暖房具類、水戸駅関係資料、学生野球の父「飛田穂洲」関係資料他

【自然部門】 生物の生息状況を中心に、水戸市内の自然環境の調査、情報収集を行っています。標本資料や写真資料を展示し、水戸の自然環境の今を伝えていきます。
[主な収蔵資料] 水戸市内や県内で拾得された生物のはく製標本・液浸標本、日本国内外の昆虫コレクション、水戸市周辺で採集された植物の押し葉標本、各種化石・鉱石類

【美術部門】 江戸時代から現代にいたるまでの、水戸にゆかりの深い美術家の絵画、彫刻、工芸等の作品を収集しています。年4回の展示替えを行い、所蔵作品を紹介しています。
[主な収蔵資料] 立原杏所・萩谷䙴喬・林十江等の近世絵画、五百城文哉・中村彝・横山大観等の近代絵画、木内克・後藤清一等の彫刻他