松平雪江(1834~1916)は、幕末の水戸に生まれ、主に明治時代から大正のはじめにかけて活躍した日本画家です。風景や人物などの題材を、流れるような曲線で巧みに描きました。多くの門人も抱え、明治以後の水戸の日本画界に大きな足跡を残した人物です。
今回の常設展示では、所蔵作品のなかから、松平雪江の作品を取り上げ、山水図等の風景画を中心に展示します。
青緑山水図
鷹図