世界湖沼会議関連展示 千波湖周辺の絶滅危惧種と外来種
期間:平成30年7月1日(日)~9月30日(日)
  • 常設展
  • 自然部門

世界湖沼会議開催に合わせて

平成30年10月15日(月)から10月19日(金)にかけて、「人と湖沼の共生 ―持続可能な生態系サービスを目指して―」をテーマにした第17回世界湖沼会議が開催されます。今回は茨城県が会議会場となるのに合わせて、水戸市内の千波湖をテーマにした展示を行います。

展示室の様子

千波湖周辺の絶滅危惧種と外来種

千波湖について

今よりもはるかに広大な面積を誇っていた千波湖は、干拓によってその姿を変えてきました。千波湖の変遷を絵図・地図資料でたどります。

<主な展示資料>
・千湖分間全図(安政2年)
・水戸御城下絵図(江戸中期)
・大正、昭和の水戸市街地図

千湖分間全図等の絵図

千波湖周辺の絶滅危惧種、在来種

千波湖周辺では、昔から多くの生物が見られました。しかし、当たり前の存在であった生き物たちが徐々にその数を減らし、絶滅危惧種に指定されつつあります。絶滅危惧種を中心に千波湖の生き物を紹介します。

<主な展示資料>
・カイツブリ、オシドリなどの剥製標本
・千波湖周辺で見られるチョウやトンボの昆虫標本
・ホトケドジョウを始めとする魚類の標本

千波湖周辺で見られる秋のチョウ

千波湖周辺の外来種

人間の手によって移入された外来種の問題は日本全国で見られます。千波湖も例外ではなく、本来はいないはずの生き物が度々確認されています。千波湖周辺の外来種を、水生生物を中心に紹介します。

<主な展示資料>
・ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)やチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)の剥製標本