テーマ 水戸のまちを探る!
城下町 水戸
寛永2年(1625)に始まった初代藩主徳川頼房による城下町改修で、現在の水戸のまちのかたちが作られました。徳川頼房及び9第藩主斉昭の頃の城下町関係資料、水戸の町人の家に伝わった資料を展示しています。
<主な展示資料>
・水戸城下絵図
・下金町の町人の関係資料(御用札、藩主拝領の三つ重ね盃など)【初公開】
・五町矢場教練図
水戸市誕生
水戸藩が廃止された後、水戸の街は再び大きく整備されます。明治22年(1889)に、市制によって水戸市が誕生する頃には、水戸停車場が置かれ、鉄道が開通することとなりました。交通機関の整備は、外部からの観光客の誘致にもつながり、水戸の街は観光地としても知られるようになりました。ここでは、明治・大正期の水戸に関わる資料を展示しています。
<主な展示資料>
・明治21年頃の水戸の状況がわかる書簡【初公開】
・水戸鉄道、太田鉄道、水浜電車、茨城鉄道等の開通時の資料
・明治、大正期の水戸の観光案内
水戸のまちと戦争
明治41年(1908)、佐倉から水戸に歩兵第二連隊が移転され、水戸のまちは身近に軍隊が存在する軍都となりました。昭和10年代に入り、アジア、太平洋方面での戦争が激しくなると、水戸のまちも戦争の惨禍に巻き込まれていきます。ここでは、歩兵第二連隊、戦時中の水戸の様子がわかる資料を展示しています。
<主な展示資料>
・歩兵第二連隊関係資料
・銃後のくらしに関わる資料
・水戸空襲関係資料