テーマ 光、そして影をみる
今回の展示では、光と影の描き方に焦点をあて、特集しています。油彩画ではとくに、光がどこに当たっているのか、影はどのようになっているのか、画家たちは常に模索を続けてきました。室内では窓や扉から光が入り、壁や家具によって複雑な影をつくります。外に出れば、晴れた日や曇りの日によって太陽の光の強さも変わります。また、光はさまざまなものに反射し、影の大きさにも影響します。光と影によって色にも変化をもたらします。そして、その描き方は画家によって大きく異なります。
展示した作品は、風景を描く風景画、さまざまなモノを描く静物画、人を描く人物画、と幅広く集めました。画家の生きた時代や、作品の舞台となる場所も、制作した場所も違います。
光と影をどう描いているか、ご注目ください。
![寺門幸蔵「果物と水差し」](http://shihaku1.hs.plala.or.jp/s/wp-content/uploads/2021/06/f75eabbd348cf4dd998634f6d109b93b-1-680x534.jpg)
寺門幸蔵「果物と水差し」
![](http://shihaku1.hs.plala.or.jp/s/wp-content/uploads/2021/06/d9520d42e20624ffbed70f2f2482e265-680x397.jpg)
二重作龍夫「美わしのベニス」
![](http://shihaku1.hs.plala.or.jp/s/wp-content/uploads/2021/06/742c8888f94d4bdf32e1651d929fb545.jpg)
小又光「舞踊会にて」