水戸市民会館 オープン記念特別展示 市立博物館コレクション展
博物館の名品を4期にわたり公開!
水戸市立博物館は、昭和55(1980)年の開館以来40年以上にわたり、水戸に関する自然・歴史・民俗・美術といった分野の資料を収集・保存し、展示や調査・研究に活用してきました。今年は、7月に新たな水戸市民会館がオープンし、水戸の文化の発信における記念の年といえます。この節目の年に、博物館では、これまで築いてきたコレクションの中から、歴史と美術の分野を中心に、戦国時代から近現代の貴重な資料・作品を4期にわたり展示します。この機会に、市立博物館の選りすぐりの品々をお楽しみいただき、水戸の文化にさらに関心を持っていただければ幸いです。
◇会 期
令和5年(2023)6月10日(土)~令和6年1月8日(月・祝)
※第1期から第4期に分けて展示を行います。
◇休館日
月曜日、祝日、年末年始
◇開館時間
9:30~16:45
◇会 場
水戸市立博物館 3階展示室
◇主 催
水戸市立博物館
◇入場料
無料
第1期 江戸から近代へ 水戸の作家たちの軌跡
立原杏所(1785-1840)、五百城文哉(1863-1906)、中村彝(1887-1924)、横山大観(1868-1958)など、江戸から近代までの時代を象徴する作家たちに注目し、絵画や彫刻などの作品をご紹介します。時代の遷り変わりとともにさまざまに展開された、創作の世界をご覧ください。
◆会 期
令和5年6月10日(土)~8月27日(日)
※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館
※会期中、一部展示替えを行います。
※7月23日(日)は展示替作業のため、展示を休止いたします。
◆関連行事
・展示解説
7月26日(水)14時から ※申込不要、直接展示会場にお集まりください
第2期 新発見「水戸鈴木家文書」から見る徳川家康 ー家康の自立から江戸幕府草創へー
水戸藩家老鈴木石見守家は、今川氏家臣、徳川家康旗下、井伊氏重臣等を経て水戸徳川家に仕えるという異色の経歴を持っています。その家に伝わった戦国時代から江戸時代初めの古文書の原本が平成25年に発見されました。見つかった鈴木家の古文書から、徳川家康とその家臣の実像に迫ります。
◆会 期
令和5年9月9日(土)~10月9日(月・祝)
※9月18日(月・祝)は開館、9月19日(火)・23日(土・祝)は休館
◆関連行事
・展示解説
9月17日(日)14時から ※申込不要、直接展示会場にお集まりください
・みと歴史講座
10月1日(日)13:30から
「「水戸鈴木家文書」を読む―家康の自立から水戸藩家臣団の誕生までー」
会場:水戸市立中央図書館3階視聴覚室
定員:40名
講師:藤井達也(当館学芸員)
募集:往復ハガキまたはメール(送信先アドレス:mitoshihaku_yoyaku@city.mito.lg.jp)に申込人数・代表者氏名・郵便番号・住所・電話番号・参加講座名を記入して、博物館へ申込み(申込者多数の場合は抽選を行います)
※申込受付期間は8月10日(木)から9月5日(火)まで
第3期 墨に夢を乗せて 画家・林十江の世界
林十江(1777-1813)は、江戸時代に活躍した水戸出身の画家で、今年で没後210年を迎えます。奇抜な構図と勢いのある筆の線が特徴であり、天狗や鰻、蜻蛉などの変わった題材を描いたことでも知られています。本展では、当館の所蔵品とともに、代表的な作品の「蜻蛉図」(水戸市指定文化財)を展示し、林十江の独特の作品世界をご覧いただきます。
◆会 期
令和5年10月21日(土)~11月26日(日)
※11月3日(金・祝)、23日(木・祝)は開館
◆関連行事
・展示解説
11月5日(日)14時から ※申込不要、直接展示会場にお集まりください
第4期 個性豊かな美の世界 近現代の作家たち
松平雪江(1834-1916)、山田みのる(1889-1925)、加倉井和夫(1919-1995)など、明治から昭和の時代にかけて活躍した作家たちに注目し、日本画をはじめ、さまざまな内容の作品をご紹介します。作家それぞれの豊かな個性にもとづく、独特の美の世界をお楽しみください。
◆会 期
令和5年12月9日(土)~令和6年1月8日(月・祝)
※12月29日(金)~令和6年1月3日(水)は休館
◆関連行事
・展示解説
12月17日(日)14時から ※申込不要、直接展示会場にお集まりください
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