令和5年度 歴史部門 常設展示
期間:令和5年6月10日(土)~令和6年5月末
  • 常設展
  • 歴史部門

テーマ1 旅・観光からみる水戸の歴史

水戸市は、偕楽園や弘道館での観梅という観光資源を持ち、納豆のまちとしても知られています。
この水戸の観光イメージが形成されたのは、明治30年代の頃でした。
現在の水戸の観光の形が出来上がる以前の江戸時代においても、水戸は江戸近辺の主要な都市であり、そこで行われる祭礼や軍事演習は多くの見物人を集めました。また、明治30年代以降は、水戸の情報を伝える案内書が刊行されるとともに、現在まで親しまれている土産物が広く知られるようになった時期でもありました。
本テーマでは、水戸を訪れた者、またそれを受け入れた者の双方に注目し、旅・観光の視点から水戸の歴史をたどります。

多くの見物客を集めた水戸東照宮の祭礼

吉田初三郎が描いた水戸鳥瞰図(昭和4年、1928)

テーマ2 戦争に行った者たち

中国及びアメリカ・イギリスとの15年にも及ぶアジア・太平洋戦争が始まると、民間人を含む多くの日本人が召集され、戦地へと派遣されていきました。戦地に向かった者は、絶えざる戦闘や病気・食糧難、慣れない風土に苦しむことになりました。
本テーマでは、アジア・太平洋戦争期の人々の動向を、戦争に赴いた者の視点から紹介します。

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