テーマ 近現代の洋画ー人物を描くー
本展では、当館所蔵の洋画作品のうち、近現代の水戸ゆかりの作家たちによる、人物を描いた油彩画を中心に展示します。
人間の姿は、体格や表情など、変化に富む要素が多く、作家の技量と個性が強く反映される題材といえます。
本展でご紹介する作家たちも、それぞれの眼差しで人物を捉えています。その表現の幅は広く、人物の内面まで深く見つめた肖像画をはじめ、労働者をテーマとした作品を描いたり、風景のなかに溶け込むように人物を描いたり、人物を抽象化したイメージを描くなど、さまざまな作品が生み出されました。
個性豊かな作品の数々をご覧いただくとともに、近現代の作家たちによる、風景や静物を描いた小品も併せてお楽しみください。