戦後80年、私たちから先の戦争の時代の記憶は薄れつつありますが、今なお世界各地で争いが続いています。
「私たちは底知れぬ不穏の時代に生きている。」本展が、戦争の記憶と時間が封じ込まれた戦災資料と被爆地広島をテーマに制作された河口龍夫(筑波大学名誉教授、現代美術家)の作品によって織り成される展示を通して、戦争なるものを私たち自身の問題として考える場となればと思います。
◇会 期
令和7年7月19日(土)~8月24日(日)
◇休館日
月曜日、7月22日(火)、8月12日(火)
※7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館
◇開館時間
9時30分~16時45分
◇会 場
水戸市立博物館 4階・3階展示室
◇主 催
水戸市立博物館
◇入場料
無料
関連行事
※全て申込不要、水戸市立博物館4階展示室に集合
1 アーティスト・トーク「HIROSHIMAのタンポポ」
本展出品作家の河口龍夫氏がヒロシマをテーマとする自作を語ります。
◆日 時
7月19日(土曜日)14時00分~15時30分
◆講 師
河口龍夫(筑波大学名誉教授、現代美術家)
神戸出身。1960年代より国内外で活躍し、戦後日本を代表するアーティスト。
2 水戸の戦災に向きあう ―戦争の記憶を伝えるものたち―
玉川里子氏が市博資料に封じ込められた戦災の記憶を紐解きます。
また、高校生による戦災に関する体験記の朗読が行われます。
◆日 時
7月26日(土曜日)及び8月16日(土曜日)両日とも14時00分~15時30分
◆講 師
玉川里子(元水戸市立博物館館長)
協力:(一社)オリーブ協会水戸二高支部、水戸女子高等学校
3 ギャラリー・トーク
市博資料と河口龍夫作品を担当学芸員が紹介します。
◆日 時
8月3日(日曜日)及び8月17日(日曜日)両日とも14時00分~15時00分
◆講 師
担当学芸員