特別展「里山-人と自然がつながる未来へ-」
期間:2014年10月13日(月)~11月16日(日)
  • 特別展
  • 自然部門

人が農耕や採集を通じて自然と関わる中で形成された「里山」は、集落・農耕地・水路・ため池・樹林・草原といった多様な要素を含む複合的な空間です。そこは人によって手が加えられることで維持され、多くの生き物が生息する場所でもありました。

しかし、生活様式の変化や農作業の効率化によって「里山」を利用する機会が減り、現在その環境は失われつつあります。

本展覧会では、水戸市西部地域に残る「里山」の環境と、そこに棲む生き物を紹介します。これによって「里山」の魅力に気づき、これから私たちが自然とどう向き合っていくのかを考える契機としていただけたら幸いです。

全体写真ホームページ用2

里山の風景(撮影地:水戸市内)

<会 期>
平成26年10月13日(月・祝)~11月16日(日)
月曜休館(10月13日、11月3日は開館)

サシバ

サシバ

<主催および会場>
水戸市立博物館(茨城県水戸市大町3-3-20)
●開館時間:9時30分~16時45分

<協力>
NPO環~WA

<入場料>
一般 200円(20名以上の団体は150円)
高校生以下、65歳以上、障害者手帳・療育手帳所持者とその付き添いの方1名は無料

※茨城県民の日(11月13日)はどなたでも無料でご入場いただけます!

 

アキアカネ

アキアカネ

ツバメ

ツバメ

<展示の主な内容>
里山の生き物
水戸市内の「里山」で見られる生き物を、雑木林・草地・水辺など、環境ごとに取り上げます。

昔の里山の生活道具
里山で使われていた生活道具を展示します。会場内には、里山の家が出現!


里山の利用、保全の取り組み
里山を利用した教育活動、里山の森林保全の取り組みを紹介します。木質ペレットを利用したストーブも登場します。

 

ニコニコたぬき

タヌキ

【関連行事のご案内】

◎ギャラリートーク    10月18日(土)、11月15日(土)

◎自然観察会「秋の植物を探しに行こう!」  10月26日(日)

◎森のお話&マリンバコンサート      
 11月1日(土)

◎草花のふしぎ発見教室           11月3日(月)

◎秋の休日に里山を歩こう!         11月8日(土)

◎身近なものが大変身!my万華鏡を作ろう!
  11月9日(日)

それぞれの行事の詳細はこちら

同時開催

日本の森林いまむかし 蘇る山々の緑 写真展

かつての荒廃した国土に緑を蘇らせる運動の歴史を当時の貴重な写真から振り返ります。

主催    (公社)国土緑化推進機構 (公社)茨城県緑化推進機構 毎日新聞社

後援      林野庁

協力      水戸市立博物館 NPO環~WA

展示期間  2014年10月13日(月)~11月16日(日)

会場    水戸市立博物館3階展示室

入場料   無料

11月1日(土)の「森のお話&マリンバコンサート」の時間に展示解説を行います!

【図録】

「特別展 里山-人と自然がつながる未来へ―」