日本が初めて参加したパリ万国博覧会に、日本の代表として徳川昭武が派遣されました。昭武は、欧州巡歴やフランス留学を行い、帰国後に最後の水戸藩主になるなど、数奇な人生を送ります。昭武の歩みを通して、幕末から明治の時代状況を見ていきます。
【目次】
パリ万国博覧会と徳川昭武 須見 裕
アルプスにも上った万博の殿様 中川浩一
開国のころ/京都時代の昭武/天狗党と昭武/パリ万国博覧会/ヨーロッパ諸国訪問/パリ留学/最後の水戸藩主/私人となる/アメリカ・フィラデルフィア博覧会御用掛/再びパリへ/牧場経営と植林事業/日清・日露戦争/松戸へ/晩年
【価格】
650円(税込、送料別)
【発行年】
1985年
【その他】
B5判 64ページ